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ピックアップ事例

あじさいネット(平成16年稼働)
特定非営利活動法人 長崎地域医療連携ネットワークシステム協議会(長崎県長崎市)
095-844-1111 公式ホームページ

※平成29年2月時点
(ただし、登録患者数や参加機関数は、平成28月11月15日時点の情報を掲載)

更改Step

1.医療情報連携ネットワークの改善事項検討

(1) 今後の予定

今後もあじさいネットの強固なセキュリティ基盤を活用して機能追加や拡充を行っていく方針である。



1) 離島・僻地画像診断支援システム

すでに運用中の離島・僻地画像診断支援システムは現在、離島・僻地だけを対象にしているが、今後全県下での救急画像支援システムへの発展を予定している。



2)遠隔画像診断システム

年々依頼施設の希望が相次ぎ、読影医を調整しながら対象施設は増やしつつある。



3)テレビ会議・講演中継システム

全郡市医師会および全あじさいネット利用施設を結ぶテレビ会議システムは、主として長崎県医師会主催の会議で利用されており、一人でも長崎市にある長崎県医師会館に来れない事情があれば必ず本システムを利用している。

また、本システムの応用である遠隔施設をサテライト会場として利用することで、地元にいても聴講可能となる講演中継システムも幅広く利用されており、利用回数、参加医療機関数、参加者数はいずれも年々増加している。

さらにこの発展形として平成28年12月には県内8つのがん診療拠点病院が参加する長崎県がん診療連携協議会のがん登録部門において、全がん診療拠点病院間のがん登録実務者に対するオンライン研修を開始した。今後、年4回の研修会定期開催と年4回の研修会プログラムを検討する幹事施設間の会議を予定している。長崎県がん診療連携協議会にはがん登録を含め7つの部会があるため他の部会での利用もすでに希望されており、その延長線上に本会議へのがん診療拠点病院以外の施設の参加、および他の診療分野における医療関連カンファランスや多施設間会議へと発展させる方針である。



4)検査データ共有サービス

診療所の外注検査データを共有する検査データ共有サービスは平成28年度に運用を開始し現在30弱の施設が利用しているが、この機能について、今後さらに広報誌や説明会等で啓蒙し、参加全診療所の利用を目指す予定である。



5)病病連携

長崎市では救急医療を踏まえた病病連携を県内他地域に先駆け平成29年度より運用開始予定であり、(現在テスト運用中)これに伴い従来、平日時間内のみ利用が可能だったID-Link、Human Bridgeのカルテ参照機能を24時間、365日いつでも利用できる体制へと整備予定である。



6)周産期医療支援ネットワークシステム

検査データ共有システムとの連携による検査データ登録の自動化により利便性とデータ精度の向上を目指し、さらに本システムを拡張しワクチン実施等の情報共有が可能な小児発育支援システムを構築すべく小児科医と婦人科医が中心となって検討を始めた。



7)地域連携パス

地域連携パスは現在テスト中であるが、テスト結果をふまえて本格的に導入していく予定である。


このようにあじさいネットは今後もさらなる価値向上とそれに伴う、参加機関増を目指し、総合的な地域医療・介護・地域包括ケアの支援システムとして、地域完結型医療の質向上に貢献していく方針である。



(2) システム更改費用

ゲートウェイサーバは各開示施設が自主財源で構築、保有している。更新費用は各開示施設が負担するため長崎地域医療連携ネットワークシステム協議会としての負担は発生しない。

長崎地域医療連携ネットワークシステム協議会が負担している費用で比較的高額なものはポータルサイトであるが、毎月定額を支払う契約としているため更改費用は発生しない。また、追加した新たな機能についてはその多くが構築後、ポータルサイト同様月払いでの利用に移行する形態としており、安定稼働後の負担については、それぞれの事業主体団体あるいは協議会、もしくは利用者負担と切り分けて対応している。

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